肝臓障害からくる大人ニキビ
肝臓と大人ニキビ
肝臓がアルコールを分解する機能を持っているのは、みなさんご存知だと思いますが、 肝臓は、それだけでなく体内の色々な毒素成分も分解してくれているんです。
そんな大事な役割の肝臓が弱ってしまったらどうなるでしょう?
そうなると、毒素の分解が追いつかず、血液中に毒素が溢れでてしまい、 体内に毒素が蓄積していきます。 当然、体内の異常は敏感な肌に出やすいので、大人ニキビとして 肌に現れてしまいます。
他にも肝機能の低下によって余分な黄体ホルモンを破壊する役割を持つビタミンが不足して、 黄体ホルモンを破壊しきれず皮脂の分泌が急増し大人ニキビができたり、ビタミンA の不足によって毛嚢孔の角質増殖に繋がり毛穴が塞がり易くなってしまい大人ニキビの 原因になります。
このように肝臓と大人ニキビには大きな関わりがあるといえます。
肝臓障害からくる大人ニキビの特徴
肝臓障害からくる大人ニキビの特徴としては、顔色がどす黒くなり脂ぎっている。 頬と口の周り、背中にニキビが出来る。油物や酒・タバコや肉が好き。また、 インスタントラーメンや甘い物など加工食品をよく食べる方は肝臓障害からのニキビが 多いようです。
肝臓障害からくる大人ニキビのケア対策
肝臓障害からくる大人ニキビの対策として一番になるのが、肝臓を労わってあげる ことでしょう。
現代の外食やジャンクフードの多い脂分主体の食生活の中、肝臓が矢面に立たされ フル稼働になってる方は多いと思います。
脂っぽいものを避け肝臓に良いといわれるレモンなどの柑橘系のものや野菜を 多めに取ると良いと思います。お酒やタバコも肝臓に良くないので減らすのも 効果的です。