正しい洗顔
洗顔は毎日の積み重ねなので、間違った方法を続けていると大きな肌トラブルに繋 がってしまう場合もあります。逆に洗顔の方法を改善しただけで ニキビができなくなったり、肌の悩みが解決できてしまう事も多いんです。
次に上げた項目はどれも間違った洗顔方法です。自分の洗顔方法に当てはまる項目は いくつあるでしょう?
- 洗顔料を顔につける前に、水で顔を濡らす
- 洗顔料をしっかりと泡立てていない
- 手のひら全体を使って洗っている
- オイリー肌なので、スクラブ入りの洗顔料でゴシゴシと力いっぱい洗っている
- 洗顔後のすすぎをしっかりやっていない
- 濡れた顔をタオルで拭き取っている
- 汗をかくたびに洗顔料でしっかり洗う
どうでしたか?意外と知らず知らずにやってしまっている事も多いと思います。 ここでしっかり正しい洗顔を覚えて、大人ニキビにさよならしましょう。
洗顔はぬるま湯で
洗顔はぬるま湯(33℃〜38℃位)が基本です。はじめに水で濡らしてしまうと、毛穴が閉じてしまい 毛穴の奥の汚れが落とせません。
洗顔前はぬるま湯で顔を濡らして毛穴を開かせてから、洗顔料で洗いましょう。 洗顔前に蒸しタオルを顔に乗せて、毛穴を開いておくのも効果的でしょう。
泡が汚れを落とす
泡はキメが細かいほど小さな隙間に入り込んで、汚れを包み込んで洗い流してくれます。 でも、そのキメの細かい泡を立てるには、コツがいるんです。
洗顔料を適量手にとってもう片方の手の指を使い空気を混ぜ込むようにしていきましょう。 円を描きながら泡立て、ピンポン球サイズの泡がになったら出来上がりです。
難しい方は【泡立てネット】という物が安価で市販されています。これだとキメの細かい 綺麗な泡が簡単に立てられます。
指の腹を使ってパーツごとに洗う
顔は凹凸の多い場所なので、手のひらを使い全体的に洗う感覚だと、凹みの部分に手が 回らず汚れが溜まってしまいます。そういった部分がニキビの原因になってくるのです。 なので、洗顔は指の腹を使いパーツごとに洗いましょう。洗う順番や部分ごとの洗い方も あるので参考にしてください。
- Tゾーン 最初は、毛穴が多く皮脂の分泌の多いTゾーンから洗います。Tゾーンとは、オデコから鼻筋のT字になってる 部分を指します。ここをオデコから鼻の先端に架け肌と指が触れないくらいで泡を転がす様に洗っていきます。
- Uゾーン 次にUゾーンです。コメカミからアゴ、頬を伝って反対のコメカミを結んだ線をUゾーンと言います。 UゾーンはTゾーンと違い皮脂分泌量が少ないので、さっと泡を転がすようにあらってください。
- 目、口周り デリケートな目や口の周りは最後になります。オイリー肌の男性は特にゴシゴシと洗い、脂分をスッキリ させたいと思いますが、ここは特にやさしく泡を転がすように意識してください。
しっかりすすごう
しっかりすすごう!と言っても、擦るのは良くありません。ぬるま湯を使って、擦らずに時間を 掛けて丁寧にと言う意味です。
泡は絶対に残さないようにしましょう。泡をしっかり落とさないままふき取ったりすると、 それがニキビの原因になってしまいます。
耳のうらアゴの内側までしっかり泡を落としてください。ゴシゴシこするのは絶対してはいけません。
水分はタオルに吸い込ませる
洗顔後の水気の拭き取りも、タオルでゴシゴシしがちですが、NGです。
乾いたタオルを肌に軽く押し当てるように、水分をタオルに吸い込ませてください。
洗顔料は朝夜の1日2回
ニキビケアの基本は肌を清潔に保つことですが、洗顔料を使った洗顔は1日2回程度で 抑えましょう。
肌の大敵と思われる皮脂ですが、実は肌を守る働きをしています。必要な皮脂まで 無くしてしまうと、帰って皮脂の分泌を促進させたり、 乾燥肌から肌荒れの原因になってしまいます。
洗顔料を使っての洗顔は朝と夜の2回に留めましょう。それ以外で汗をかいたりした時は、 水洗いやフェイスペーパー(脂取り紙)で補いましょう。
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